表社長の日記
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銭湯での『ありがとう』
昨夜いつも利用している昭和の「大喜湯」の洗い場であったことが嬉しくて・・・。
隣りに中学生くらいの男の子が、備え付けのボディーソープを手ぬぐいに付けて体を洗い始めたました。泡が立たないので何度もボディーソープを手ぬぐいに掛けているのを見かねたので・・。
表： タオルを上手に使え無さそうだね。小父さんが教えてあげるのでタオルを貸してごらん。
男の子：泡が立たないので、家に帰ってからもう一度お風呂で体を洗いたいと・・。
表：男の子からタオルを受取り、タオルと石鹸の使い方を教えながら、小父さんは銭湯で近所の小父さんたちから教えて貰ったんだよ。
表：男の子の背中を洗って上げながら、学校のことや進路について会話しました。男の子：僕も上手にタオルを使えない友達に教えて上げたいと思います。
表：どこの学校なの？
男の子：鳥取中学校の２年生で、部活はアイスホッケーをしています。進路は江南高校に行きたいです。
表：鳥中のアイスホッケー部、全国大会に行ったんだよね！
男の子：はい、3年生が卒業するので自分がこれから引っ張って行きます。
表：応援するから頑張ってね。江南高校はとってもよい学校なので、高校に進学してもアイスホッケーを続けて頑張ってね。
男の子：はい。
−−−その後も会話が弾みますが省略−−−
その子は最後に桶と腰かけに洗剤を付けて綺麗に洗い流し元の位置に揃え、私の横に立って、小父さん『 ありがとうございました 』とお辞儀をして浴場から出ました。
お父さんと一緒に来てましたが、またまたお節介をしてしまいました。
すばらしい息子さんでちょっぴり羨ましかったのと、最近の若い子はと耳にしますが、子ども達を育てるのは保護者であり、そこに暮らす地域の大人であると実感しました。
あまりにも嬉しかったので、鳥取中学校に電話させていただきました。
昭和にある天然温泉「大喜湯」
http://www6.marimo.or.jp/taikiyu/