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自動車リサイクル法』施行され7月が過ぎましたが・・・

平成17年1月1日から『自動車リサイクル法』施行され7月が過ぎましたが、自動車に関わる整備業・中古車販売業・自動車解体業&破砕業および地域の行政も未だにその「自動車リサイクル法」を十分に理解しないまま、ユーザーおよび自動車に関わる業者から引き取り・解体処理を行っている業者が多々見受けられます。

私は今の『地球環境』を次の世代を担う「子ども達」に引き渡す責任は、私達の責務と考え、平成14年12月に特別管理産業廃棄物処理業・産業廃棄物・収集運搬の講習を一週間受講し、当社は平成16年7月に自動車解体業および産業廃棄物収集運搬業の許認可を取得しました。

当社は自動車に関わる業を営業している会社として、「使用済み自動車」の『適正処理』を担う、地域の窓口として『自動車リサイクル法』を100%熟知し、ユーザー(最終所有者)さんへ説明を行い「使用済み自動車」引き取りさせて頂いてます。

作業工程を説明すると「使用済み自動車」はエアコンのガスを抜き取り、ボンべ一杯に貯まったら破壊処理に出し、装着されているエアバックは爆破させ、再使用可能パーツは手作業で取り外し→検品→清掃及び磨き→パソコンに入力後HP上にアップ→倉庫に保管→注文(売却)→梱包・発送を行ってます。

その他の再資源可能な金属類は鉄・アルミ等に分別し売却してます。また、廃バッテリー・廃タイヤは専門の業者さんへ引き渡し再資源化(リサイクル)され、クーラント(不凍液)は再生機を使用して再使用し・ウォッシャー液は再使用、エンジンオイル・などのその他の油脂類は廃油ストーブの燃料に使用、ガソリン・軽油は再使用してます。

その他の廃棄物として(内装のシート・内張り・ダッシュボート・カーペット・ガラスなど)はガラ車(エンジン・ミッション・足回り・廃油・廃液・バッテリー・タイヤを抜き取りまた取り外した状態)と共に破砕業者さんへ引渡します。
そのガラ車は破砕業者さんの手によってプレス(圧縮)またはシュレッダー(細かく破砕)処理され、金属類を再資源原料となり、残った残さ(ゴミ)は産業廃棄物として埋め立て処分(管理を行う産業廃棄物)またはサーマルリサイクル(熱の原料)として適正に処理されてます。

これからも限りある『資源』を無駄にしない為にも、ゴミの発生抑制(リディユース)・再使用(リユース)・再利用(リサイクル)を行い。また行政に任せにするのではなく、一人一人が自主的に「地球環境」の保全をする為にも、環境に伴う法を十分に理解し、最低限必要な負担を担う事が必要と考えます。

使用済みとなった自動車の「抹消登録」・「解体」・「破砕」・解体後に行う「解体抹消」「重量税還付請求」など、自動車に関わる事なら『何でも』お聞き下さい。